暮らし

「夕張メロン」ことしの収穫作業始まる 北海道 夕張

贈答品などとして全国的に人気が高い、北海道夕張市特産の「夕張メロン」の収穫が始まりました。
夕張市では、92戸の農家が特産の「夕張メロン」を栽培していて、ことしの収穫作業が24日から始まりました。
このうち、原広志さんの農業用ハウスでは、直径15センチから20センチ、重さ1.6キロから2キロほどに育ったメロンを指ではじいて、音で熟しているかを確かめながら、一つ一つ丁寧に収穫していました。

また、原さんの2歳と5歳の子どもたちも作業を手伝っていて、収穫したメロンを受け取ると、ゆっくりとかごに入れていました。
夕張市農協によりますと、ことしは雪どけが早く、今月は暖かい日が続いていることから、メロンの育ちがよく甘さや香りも十分だということです。

原さんは「順調に生育し、上質な仕上がりになっています。旬のメロンをおいしく食べてもらって笑顔になってほしいです」と話していました。

「夕張メロン」の収穫は9月上旬ごろまで続き、ことしは3250トン余りを出荷する予定で、25日、札幌市でことし初めての競りにかけられます。

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