セーリング 露とベラルーシ パリ五輪予選条件付きで参加認める

セーリングの国際統括団体は、ウクライナへの軍事侵攻によって国際大会から除外されてきたロシアとベラルーシの選手について、来年4月に行われるパリオリンピックの予選に中立の立場の個人の選手であることを条件に参加を認めると発表しました。

IOC=国際オリンピック委員会は、ことし3月、ロシアとベラルーシの国際大会への復帰を認める条件について、国や地域を代表しない『中立』の立場と認められる個人の選手に限るとしたうえで、団体競技での出場や、軍の関係者の出場を認めないなどとする勧告を国際競技連盟に行ったと発表していました。

これを受けてセーリングの国際統括団体「ワールドセーリング」は23日、来年4月に行われるパリオリンピックの予選に両国の選手を中立の立場の個人の選手であることを条件に参加を認めると発表しました。