日本自動車工業会は、4年ぶりに開く「東京モーターショー」の名称をことしから「ジャパンモビリティショー」に変更するとしていて、24日、その概要を発表しました。
自動運転などの普及に伴って、新たな車づくりにはソフトウエアの充実が欠かせないことから、異業種との連携がより重要になるとしていて、100社以上のスタートアップ企業の参加を目指しています。
会場では、スタートアップ企業が投資家や企業などにみずからのビジネスプランをPRできる場などを設け、新たな連携を促すことにしています。
また、空を移動する未来のモビリティーを体感できるスペースなども設けられるということです。
会期はことし10月26日からの11日間で、東京 江東区の「東京ビッグサイト」が主要な会場になります。
モーターショー委員会の長田准委員長は、オンラインの会見で「新しい仲間とともに未来の日本が楽しいと感じてもらえる世界最大級のモビリティーエンターテインメントの祭典を目指したい」と話していました。

「ジャパンモビリティショー」 4年ぶり開催へ 10月26日から
新型コロナの影響で中止されていた「東京モーターショー」は名称を「ジャパンモビリティショー」に変更し、ことし秋に4年ぶりに開催されることになりました。日本自動車工業会は異業種との連携によって新たな車づくりを進めようと、100社以上のスタートアップ企業の参加を目指しています。