立憲民主党の泉代表は、記者団に対し「受け止めはない。私にとっては毎度のことで、いつも日本維新の会の候補者と戦っている」と述べました。
一方で、立憲民主党として、次の衆議院選挙で日本維新の会の馬場代表や藤田幹事長の選挙区に候補者を擁立するかどうかについては「常にどの選挙区にも擁立する考えがあり、馬場代表などを特別視していない」と述べました。

維新 次の衆院選 立民幹部の選挙区に候補者擁立 対抗姿勢か
次の衆議院選挙に向けて、日本維新の会は、立憲民主党の泉代表と岡田幹事長の選挙区に候補者を擁立すると発表しました。
次の選挙で野党第一党を目指す中、立憲民主党に対抗する姿勢を示すねらいがあるものとみられます。
先月の統一地方選挙で躍進した日本維新の会は、次の衆議院選挙で野党第一党になることを目指し、候補者の擁立作業を進めています。
日本維新の会の藤田幹事長は、24日記者会見し、次の衆議院選挙では、立憲民主党の泉代表の京都3区と、岡田幹事長の三重3区に、候補者を擁立すると発表しました。
藤田幹事長は「泉氏も岡田氏も強いので厳しい選挙区であることは間違いないが、対戦相手にかかわらず、すべての選挙区で積極果敢にチャレンジしていく。衆議院の解散は、最短で今の国会の会期末だと取り沙汰されているので、戦える状態を早くつくりたい」と述べました。
日本維新の会が次の衆議院選挙の新たな候補者を発表するのは統一地方選挙のあと初めてで、立憲民主党の幹部の選挙区にいち早く擁立することで立憲民主党に対抗する姿勢を示すねらいがあるものとみられます。