最も多く聞かれ、歌われた曲 2位は「夜に駆ける」1位は?

国内の多くの楽曲の著作権を管理しているJASRAC=日本音楽著作権協会は、毎年、インターネット上の音楽配信やカラオケ、放送などで著作権料の分配額が多かった作品の作詞家や作曲家などに対し「JASRAC賞」を贈っています。

24日「JASRAC賞」発表

前回、国内作品では人気漫画「鬼滅の刃」のテレビアニメの主題歌となったLiSAさんの「紅蓮華」が、2年連続で1位となっていました。

24日、昨年度の分配額のランキングが発表されました。

1位は優里さん「ドライフラワー」

国内作品では▼インターネット上でのストリーミングの累計再生回数が8億回を突破し、カラオケの分配額でも2年連続で1位となった優里さんの「ドライフラワー」が1位となりました。
また、▼2位はYOASOBIの「夜に駆ける」、
▼3位はAimerさんの「残響散歌」などとなっています。
JASRACがまとめた音楽著作権料の分配額の国内作品トップ10は次のとおりです。
▼1位 優里「ドライフラワー」▼2位 YOASOBI「夜に駆ける」▼3位 Aimer「残響散歌」▼4位 back number「水平線」▼5位 Official髭男dism「Cry Baby」▼6位 アイドル・フォー「天才バカボン」▼7位 高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」▼8位 YOASOBI「怪物」▼9位 ゴダイゴ「銀河鉄道999」▼10位 優里「ベテルギウス」

国際賞 「NARUTOーナルトー疾風伝」のBGM

また、海外の著作権管理団体からの入金が最も多かった国内作品に贈られる国際賞は、テレビアニメ、「NARUTOーナルトー疾風伝」のBGMが通算6回目の受賞となりました。

著作権料の分配額 2022年度は過去最高

JASRACによりますと昨年度の著作権料の分配額は合計で1256億4000万円で、前の年度を8.3%上回り、過去最高だったということで、JASRACでは、コロナ禍で減少していたコンサートやカラオケなどが回復してきていることに加え、インターネットでの配信が初めて400億円を上回るなどした結果だとしています。