熊野古道 獅子岩の“口”から朝日 神秘的な光景 三重

世界遺産の熊野古道にあり、ライオンが海に向かってほえているように見える三重県熊野市の獅子岩で、ライオンの口から朝日がのぞく、神秘的な光景が24日朝見られました。

熊野市の七里御浜海岸には、ライオンが海に向かってほえているように見える高さ25メートルの奇岩があり、獅子岩と呼ばれ、世界遺産の熊野古道の構成資産の一つとなっています。

24日の午前5時40分ごろ、ライオンの口に朝日がすっぽりと収まり、集まった地元の写真の愛好家らが、一斉にシャッターを切っていました。

地元の50代の男性は「きれいな光景にいやされ、一日元気に頑張ろうという気持ちになりました」と話していました。

また、長野県から旅行で訪れていた50代の男性は「神々しい景色ですばらしかったです」と話していました。

この光景は7月にかけて見られるということです。