埼玉 久喜 保育園での遊具事故 重体だった3歳男児 意識が戻る

今月2日、埼玉県久喜市の保育園で、3歳の男の子の首に遊具のロープが絡まり、意識不明の重体となっていた事故で、男の子の意識が24日までに回復しました。
男の子は、ことばを声に出すことができ、引き続き病院で手当てを受けることになっています。

今月2日午前、埼玉県久喜市にある保育園で3歳の男の子がロープを伝って上り下りする遊具で遊んでいたところ、首にロープが巻きつく事故がありました。

警察によりますと、男の子は一時、意識不明の重体となっていましたが、24日までに意識が戻ったということです。

「ママ」などと、ことばを声に出すことができ、引き続き病院で手当てを受けることになっています。

男の子の両親は警察を通じてコメントを出し「意識が回復しほっとしているところです。日々お世話になっている医療関係者の方々に大変感謝しております。今後も経過を見守りながら親として全力で支えていく所存です」としています。

これまでの警察の調べで、当時、ロープの周辺では男の子が数人と遊んでいましたが、園庭にいた6人の保育士は、いずれもそのようすを見ていなかったとみられています。

ロープは事故が起きた日に取り付けられたとみられ、警察は引き続き当時の状況を詳しく調べています。