大谷翔平 屋外バッティング練習で半分以上フェンス越え

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が23日のレッドソックスとの試合前におよそ1か月ぶりにグラウンドでバッティング練習をして、スタンドまで運ぶ大きな当たりを連発しました。

大リーグやプロ野球では試合前に選手たちが順番にグラウンドでバッティング練習をしますが、大谷選手はシーズン中、屋外でのバッティング練習には基本的に参加せず、室内でバッティング練習をしています。

しかし、23日は本拠地のエンジェルスタジアムで屋外でのバッティング練習に参加し、31回バットを振って半分以上の18本がフェンスを越えるという豪快な打撃を見せました。

大谷選手が公式戦で試合前にグラウンドでバッティング練習をしたのは、4月18日にニューヨークで行われたヤンキース戦以来およそ1か月ぶりで、本拠地では去年4月以来およそ1年ぶりです。

大谷選手は、屋外でバッティング練習をする目的について先月「飛ばす感覚を確かめるというか。それは室内ではあまりできないので、今後もちょこちょこやりたいなと思う」と説明していました。

バッティング練習の後にはルーティーンとなっている外野フェンスへの壁当てやキャッチボールをしてピッチャーとしての調整も進めました。
練習の合間には、外野で守備練習中だったレッドソックスの吉田正尚選手と笑顔でことばを交わし、グラウンドを後にする際には相手チームの監督のコーラ監督とも話をする珍しい姿が見られました。