掛川市立さかがわ幼稚園では、園児たちが地元のボランティアのお年寄りたちから竹馬の作り方と遊び方を教えてもらう催しを毎年、行っています。
22日は70代の12人が園を訪れ、はじめに地元の山で切り出した竹と針金を使って昔ながらの竹馬を作る様子を披露しました。
このあと運動場で竹馬遊びが行われ、園児たちはお年寄りや先生に支えてもらいながら歩く練習をしました。
はじめはうまくバランスをとれず、竹馬から落ちてしまう子もいましたが、中には少しずつコツをつかんで1人で歩くことができるようになった子もいました。
初めて竹馬に乗ったという女の子は「難しいけど楽しいです。早く1人で乗れるようになりたい」と話していました。
さかがわ幼稚園の佐野千枝子園長は「お年寄りにほめてもらうことが自信ややる気につながってくれればうれしいです」と話していました。
ボランティアグループ代表の山崎眞之さんは「子どもたちにできないことが少しずつできるようになる喜びを感じてほしいです」と話していました。

幼稚園児が昔ながらの手作り竹馬でお年寄りと交流 静岡 掛川
静岡県掛川市の幼稚園に通う子どもたちが、昔ながらの手作りの竹馬で地元のお年寄りと交流する催しが開かれました。

