1月-3月の機械受注 前の3か月を2.6%上回り3期ぶりの増加

内閣府が発表した企業の設備投資の先行きを示す「機械受注統計」によりますと、ことし1月から3月までに、主な機械メーカーが国内の企業から受注した金額は、変動が大きい船舶と電力を除いて2兆6705億円となりました。前の3か月を2.6%上回り、3期ぶりの増加です。

内訳をみますと、製造業は工作機械の受注が増加したことなどから前の3か月を1.9%上回りました。

また、非製造業も建設業や通信業に関連した受注が伸びたことなどから3.2%の増加となっています。

ただ、ことし3月の1か月の受注額は、前の月に比べて3.9%の減少となっていて、内閣府は「足踏みがみられる」という基調判断を据え置きました。

一方、来月までの3か月の見通しは、プラス4.6%と2期連続の増加を見込んでいます。