バドミントン スディルマンカップ準決勝 日本は中国に逆転負け

バドミントンの国や地域別の対抗戦、スディルマンカップは準決勝が行われ、日本は強豪の中国に対戦成績2勝3敗で逆転負けし決勝進出を逃しました。

中国の江蘇省蘇州で行われているスディルマンカップは、男女のシングルスとダブルス、それに混合ダブルスの5種目を戦って、先に3勝したチームが勝利となります。

日本は20日から21日未明にかけて行われた準決勝で、大会3連覇をねらう強豪の中国と対戦しました。

第1試合の混合ダブルスでは、世界ランキング19位の山下恭平選手と篠谷菜留選手のペアが世界7位のペアを相手に粘り強くシャトルを拾い1時間46分の試合を制して、ゲームカウント2対1で勝ちました。

第2試合の男子シングルスは、世界3位の奈良岡功大選手が世界10位の選手に敗れましたが、続く第3試合の女子シングルスでは世界1位の山口茜選手が世界4位で、おととしの東京オリンピックの金メダリスト、陳雨菲選手を相手に持ち味の強烈なショットを次々と決めてストレート勝ちし対戦成績2勝1敗としました。

第4試合の男子ダブルスは世界3位の保木卓朗選手と小林優吾選手のペアが世界5位のペアを相手にマッチポイントを握り、勝利まであと1ポイントとしたものの逆転され、ゲームカウント1対2で敗れました。

最後の女子ダブルスでは世界7位の福島由紀選手と廣田彩花選手のペアが世界1位のペアにストレート負けを喫し、対戦成績2勝3敗で敗れ決勝進出はならず、3位に終わりました。