G7サミット AIなど使い原爆被害の実態を伝える展示 NHK広島

G7広島サミットの取材拠点である広島市の国際メディアセンターでは、AI=人工知能など最新の技術を使って原爆被害の実態を伝える展示が行われています。

この展示は、広島を訪れている国内外の報道機関や団体の関係者に、原爆被害の実態を知ってもらおうと、NHK広島放送局が行っています。

このうち、ふだんは立ち入りができない原爆ドーム内部の3次元の画像データとVR=バーチャル・リアリティーの技術を活用したソフトは、専用のゴーグルをつけるとドーム内部の見学を疑似体験できます。

日本の新聞社に勤めるフィリピン人の女性は「とてもリアルだし、原爆ドームは入ることができない場所なのですばらしい経験でした」と話していました。
また、NHKが国の追悼平和祈念館と協力して作成した「被爆証言応答装置」は、画面にうつる被爆者の梶本淑子さんに質問をすると、事前に撮影したインタビューからAI=人工知能が選んだ映像が流れます。

梶本さんの証言を聞いた市民グループのイギリス人の男性は「あと20年もたてば被爆者がいなくなるとも考えられる中で、メッセージを子どもやその次の世代に残せることはいいことだと思う」と話していました。