株価 一時500円超値上がり 取り引き開始直後から買い注文拡大

18日の東京株式市場は、取り引き開始直後から買い注文が広がり、日経平均株価は、一時500円以上値上がりしました。

18日の東京株式市場は、欧米の利上げで海外経済の減速が懸念される中、東京市場に資金を振り向ける海外投資家が増えているうえ、アメリカの債務上限問題をめぐり、バイデン大統領が17日、野党側との協議に全力を挙げる姿勢を示したことを受けて、警戒感がいくぶん和らいだことも買い注文につながり、株価は一時、500円以上値上がりしました。

▽日経平均株価、の終値は17日より、480円34銭高い3万573円93銭。
▽東証株価指数=トピックスは、24.24上がって2157.85。
▽一日の出来高は14億2633万株でした。

東京株式市場は、18日も株価が大きく値上がりし、17日に続き3万円台で取り引きを終えました。

大きく値上がりした背景には、欧米の利上げで海外経済の減速が懸念される中、このところの日本企業の好調な決算発表などを受けて、東京市場に資金を振り向ける海外投資家が増えていることがあります。

ただ、その一方で、株価は、6営業日連続で値上がりしていることから、投資家の間では急速な株価上昇に警戒感もあります。

日本経済の堅調さに改めて注目が集まり、株価を下支えする今の状況がこの先も続くのか。欧米や中国をはじめとした世界経済の先行きもにらみながらの展開となりそうです。