円相場 1円以上値下がり 米の金融引き締め長期化の見方広がり

17日の東京外国為替市場、アメリカの金融引き締めが長期化するという見方が広がったためドルが買われ、円相場は1円以上、値下がりしました。

17日午後5時時点の円相場は、前日と比べて1円19銭円安ドル高の1ドル=136円98銭~99銭でした。

ユーロに対しては、前日と比べて52銭円安ユーロ高の1ユーロ=148円37銭~41銭でした。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.0831~33ドルでした。

市場関係者は「日本時間の昨夜、発表されたアメリカの経済指標で、個人消費の動きが堅調だったことや、FRB高官の発言をきっかけにアメリカの金融引き締めが長期化するという見方が広がった。この結果、日米の金利差が意識され、東京市場に入ってからも円を売ってドルを買う動きがじりじりと進んだ」と話しています。