立民 泉代表 米駐日大使と会談 LGBT議連法案提出へ 方針伝える

立憲民主党の泉代表はアメリカのエマニュエル駐日大使と会談し、LGBTの人たちへの理解増進に向けた与党の法案は超党派の議員連盟の法案に比べて内容が後退しているとして、議員連盟の法案を国会に提出する方針を伝えました。

LGBTの人たちへの理解を増進するため、超党派の議員連盟は、おととし法案をまとめましたが、自民・公明両党は、法案の文言に修正を加えた案を了承し、18日にも国会に提出したい考えです。

立憲民主党の泉代表はアメリカのエマニュエル駐日大使と会談し、与党案の内容は議員連盟の法案に比べて後退しているとして、議員連盟の法案を国会に提出する方針を伝えました。

エマニュエル大使らは先週、LGBTなどの人たちの権利を支持し、差別への反対を呼びかけるビデオメッセージを公開しています。

会談のあと、泉氏は記者団に「与党案に対して当事者からは、失望や絶望の声が上がっており、後退した法案を成立させてほしくないという声も数多く寄せられている」と述べました。