自民 “法改正による「合区」解消も選択肢の1つ”

1票の格差を是正するため参議院選挙で導入された選挙区の「合区」について、自民党は、参議院憲法審査会で、憲法改正に先立って、法改正による「合区」の解消も選択肢の1つだという考えを示しました。

この中で、自民党は、「合区」を解消して、都道府県単位の選挙区を維持すべきだと主張したうえで、最終的には憲法改正が必要だとしながらも、法改正による「合区」解消も選択肢の1つだという考えを示しました。

一方、立憲民主党も、各都道府県選出の参議院議員が必要だとして「合区」の解消を求めましたが、憲法改正には問題があり、法改正で対応すべきだと主張しました。

このほかの党は「合区」に代わる新たな選挙制度の導入をそれぞれ提案しましたが、「合区」解消のための憲法改正を求める主張はありませんでした。