G7広島サミット 各国首脳の来日を前に 都内警戒レベル引き上げ

G7広島サミットに向け、各国首脳の来日が18日から本格化するのを前に、警視庁は、17日から都内の警戒レベルを引き上げ、大使館など重要施設での警戒を強化しています。

G7広島サミットが19日から3日間の日程で開かれるのに合わせ、アメリカのバイデン大統領をはじめ、各国首脳の来日が18日から本格化します。

これを前に警視庁は、都内の警戒レベルを17日から引き上げ、外国の大使館や総理大臣官邸、国会などの重要施設で警戒を強化しています。

このうち、東京 港区のアメリカ大使館では通常よりも多くの機動隊員が配置され、付近の道路で不審な人物がいないかパトロールなどを行っていました。

G7広島サミットでは、東京を経由して広島に向かう首脳もいることから、警視庁は、空の玄関口となる羽田空港でも警戒を強化しています。

また、多くの人が利用する大規模な駅や繁華街など「ソフトターゲット」と呼ばれる場所でもテロのおそれが高まるとして、警察署に勤務する警察官を機動隊員として招集し、態勢を拡充して警備にあたっています。