用水路で赤ちゃんの遺体見つかる 遺棄されたか 埼玉 春日部

16日夕方、埼玉県春日部市の用水路で生まれたばかりとみられる女の赤ちゃんの遺体が見つかり、警察は身元の確認を進めるとともに何者かに遺棄されたとみて調べています。

16日午後4時半ごろ春日部市中央で「用水路で赤ちゃんの頭が見える」と帰宅途中だった20代の女性から警察に通報がありました。

警察が現場に駆けつけたところ、用水路の底で生まれたばかりとみられる女の赤ちゃんの遺体が見つかりました。

警察によりますと、用水路は幅6メートル余り、深さはおよそ2メートル50センチで、当時、水深は20センチほどありましたが、赤ちゃんは水路の底にたまった砂利の上で倒れていたということで服は着ていませんでした。

赤ちゃんが見つかった用水路の上には駐輪場が整備されているうえ、周りは柵で覆われていることなどから、警察は流された可能性もあるとみて身元の確認を進めるとともに、何者かに遺棄されたとみて調べています。

現場は東武鉄道の春日部駅から南西におよそ450メートル離れた住宅地を流れる用水路です。