天皇陛下 皇居の水田で田植え

天皇陛下は16日、皇居にある水田で、恒例の田植えをされました。

天皇陛下は午前11時半、長袖シャツとズボンに黒い長靴を履いた姿で、皇居にある水田に入られました。

この水田は、およそ240平方メートルあり、昭和天皇のころから稲作を奨励するためとして、毎年コメ作りが行われています。

天皇陛下は、およそ15センチに育った稲の苗20株を、丁寧に植えられました。

これらの苗は先月、天皇陛下がみずから種もみをまかれたもので、
▽もち米の「マンゲツモチ」と、
▽うるち米の「ニホンマサリ」の2種類あります。

秋に収穫されるコメは、11月に皇居で行われる新嘗祭(にいなめさい)などで使われることになっています。