科学・文化

西武 豊島園駅 映画「ハリー・ポッター」世界観にリニューアル

東京 練馬区の「としまえん」の跡地の一部に、映画「ハリー・ポッター」の体験型施設がオープンするのを前に、最寄りの豊島園駅が映画の世界観を取り入れた形でリニューアルし、記念の式典などが開かれました。
2020年に閉園した東京 練馬区の「としまえん」の跡地の一部では、映画「ハリー・ポッター」の世界を体験できる施設が整備されていて、来月16日にオープンする予定です。

これにあわせて「西武鉄道」は、利用客に映画の世界観を楽しんでもらおうと、豊島園駅や池袋駅のリニューアルを進めていて、16日は豊島園駅で記念式典が開かれました。
新しい駅舎の外側には大型のビジョンが設置され、一定の時間になると魔法の世界をイメージした列車や白いフクロウなどの映像が映し出されるほか、ホームは映画の中で主人公たちが通う魔法魔術学校に続く駅をイメージして、柱や駅名の看板などが赤色でまとめられています。
そして16日からは、「ハリー・ポッター」の登場人物を車体に描いたラッピング電車が池袋駅から豊島園駅の間を中心に運行され、駅長が合図すると出発していきました。

西武ホールディングスの後藤高志代表取締役会長は、「全国でも例を見ない駅舎で、ぜひ非日常の世界に浸ってほしい。国内外から大勢のファンが集まる中、地元の期待もあるので、地域や沿線の魅力も発信したい」と話していました。

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