立民 泉代表 “維新と共産とは選挙協力や候補者調整行わない”

次の衆議院選挙について、立憲民主党の泉代表は、日本維新の会と共産党とは選挙協力や候補者調整を行わない考えを示しました。

立憲民主党の泉代表は、15日夜、フジテレビのBS番組「プライムニュース」に出演しました。

この中で泉代表は、立憲民主党が150議席を獲得できなければ代表を辞任するとしている次の衆議院選挙について「あくまで立憲民主党として、まず独自でやるものだ」と述べ、日本維新の会と共産党とは選挙協力や候補者調整を行わない考えを示しました。

また、先月の衆議院千葉5区の補欠選挙で野党5党がそれぞれ候補者を擁立し、自民党に敗れたことに触れ「『野党だから足し算すればよい』と各党が思っていない以上は、野党で競い合わなければいけない。立憲民主党として、リベラル中道という姿勢をしっかり打ち出していく」と述べました。

一方、今の国会で岸田内閣に対する不信任決議案を提出するかどうかについて、泉代表は「意思表示の1つの手段として持っているが、いま何か言及するものではない。どちらの戦略をとるかは、最後まで読みながらの展開になる」と述べ、終盤国会の情勢などを見極めて判断する考えを示しました。