JR横浜駅ホームに“袋入りの赤い不審物” 中身はいちごジャム

15日朝、JR横浜駅のホームで赤い液体のようなものが入ったポリ袋が見つかり、警察に不審物として通報されました。調べた結果ジャムだと確認されましたが、G7広島サミットの開催が目前に迫り、駅周辺の警戒が強化されるなかで現場は一時騒然となりました。

警察によりますと、15日午前7時半すぎ、JR横浜駅の東海道線の上り線ホームで「ポリ袋に液体のようなものが入った不審物がある」と男性から110番通報がありました。

消防や警察が通報を受けて確認したところ、ホーム上のエレベーターの付近で赤い液体のようなものが入ったポリ袋が見つかりました。

周辺では一帯の利用客の立ち入りを制限したうえで、防護服姿の消防隊員が袋の確認作業にあたりました。

詳しく調べた結果、中身は瓶や袋などに入れられていない状態の「いちごジャム」で、不審物ではありませんでした。

JR東日本横浜支社によりますと鉄道の運行に影響はなかったということです。

横浜駅ではG7広島サミットの開催を目前に控え、多くの警察官が配置されるなど警戒が強化されていて、通勤・通学客の多い中現場は一時騒然となりました。

警察は、引き続き警戒を強化することにしています。