維新 馬場代表の続投決定 “次の衆院選で野党第一党を目指す”

先月の統一地方選挙で目標の議席数を上回った日本維新の会は臨時の党大会で、馬場代表の続投を決定しました。馬場代表は、次の衆議院選挙で野党第一党を目指す考えを重ねて示しました。

日本維新の会は先月行われた統一地方選挙で、全国の自治体の首長と地方議員が非改選も含めて775人となって600人以上としていた目標を達成し、14日、大阪市で臨時の党大会を開きました。

党大会では、代表の任期は統一地方選挙などから90日後までとする党の規約に基づき、代表選挙の実施の是非について投票が行われ、その結果、代表選挙を実施しないことが決まったことから馬場代表の続投が決定しました。

馬場代表は「きたるべき衆議院選挙で野党第一党の議席をお預かりすることが次の目標だ。ここからは非常に厳しい上り坂になるが、目標をクリアできれば、今までにない国会での議論や政治活動を国民に見てもらえる」と述べ、次の衆議院選挙で野党第一党を目指す考えを重ねて示しました。
このあと、馬場代表は記者団に対し「衆議院選挙がいつあるかわからないので、全力を挙げて、すべての選挙区に候補者を擁立する方針で作業を加速したい」と述べました。

また、立憲民主党の泉代表が、次の衆議院選挙で150議席を獲得できなければ代表を辞任する考えを示したことについて、馬場代表は「精緻な分析の上で、それなりに自信をお持ちだと思うが、部外者から見るとかなり高い数値目標だ」と述べました。