NYで日本文化紹介するパレード 和太鼓やよさこい踊りを披露

アメリカのニューヨークで、日本文化を紹介する大規模なパレードが行われ、現地に住む日本人や日系人などが和太鼓の演奏や伝統の踊りを披露しながらマンハッタンを練り歩きました。

このパレードは、ニューヨークにある日本総領事館などが去年から始めたもので、13日の開会式でアダムズ市長が「さまざまな文化や民族は人種のるつぼとされるこの街のエネルギーです。皆さんの活気やコミュニティーの力を見せてください」とあいさつしました。

パレードには日本人や日系人などのおよそ100の団体が参加し、和太鼓の演奏やよさこい踊り、それにみこしなど、日本の伝統文化を紹介しながらマンハッタンを練り歩きました。

また、NHKの英語テレビ放送がおととしニューヨークからニュース番組の生放送を始めたことを記念して、2018年のピョンチャン(平昌)オリンピック、フィギュアスケートのアイスダンスで銅メダルを獲得したシブタニきょうだいがパレードに参加し、NHK国際放送の視聴を呼びかけていました。

沿道には、浴衣を着た人や、アニメのキャラクターの格好をした人など、多くの人が訪れました。

家族と一緒に初めて訪れたという女性は「私は日本にルーツがあり、子どもたちにも日本文化を知ってほしいと思って来ました」と話していました。

ニューヨーク日本総領事館の森美樹夫総領事は「多くの人たちに来てもらえて光栄です。今後も日本のよさを伝えていきたい」と話していました。