大型連休 成田空港の国際線利用 コロナ禍前の半分程度まで回復

ことしの大型連休の期間中に成田空港の国際線を利用した人は56万人余りで、落ち込んでいた利用客はコロナ禍前の2019年の大型連休の半分程度まで回復したことがまとめでわかりました。

東京出入国在留管理局成田空港支局によりますと、先月28日から今月7日までの10日間に成田空港の国際線を利用した人は56万6000人余りでした。

新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年は、大型連休の11日間で109万人余りで、ことしはこの半分程度まで回復したことになります。

ことしの大型連休の利用者の内訳は、日本人がおよそ19万人、外国人がおよそ37万6000人で、出国先は韓国が最も多いおよそ19%でした。

続いてアメリカ、台湾が多くなっています。

東京出入国在留管理局成田空港支局は、「利用者が増える中で出入国に関する業務を円滑に進めたい」と話しています。