ロシア西部 ウクライナ国境付近でヘリコプターや戦闘機 墜落

ロシアのメディアは、ウクライナと国境を接するロシア西部の州で軍用機やヘリコプターが墜落したと相次いで伝えました。このうち、ヘリコプターについては、目撃者の情報などから撃墜された可能性も伝えられていますが、詳しい原因はわかっておらず、ロシア側が捜査を進めています。

ロシア国営通信社は13日、ウクライナと国境を接するロシア西部のブリャンスク州でMi8ヘリコプターが墜落し、ヘリコプターの乗組員2人が死亡したと伝えました。

また、地元の州知事はSNSで、現場付近の住民の女性がけがをしたとしています。

一部のロシアメディアは墜落したMi8ヘリコプターは2機だったとも伝えています。

さらに、これとは別に国営のタス通信は地元当局の話として、ブリャンスク州でロシアのスホイ34戦闘爆撃機がウクライナの国境付近で墜落したと伝えました。

一部のメディアはスホイ34だけでなくスホイ35戦闘機も墜落したと伝えています。

このうち、ヘリコプターについては、目撃者の情報などから撃墜された可能性も伝えられていますが、いずれの墜落も詳しい原因はわかっておらず、ロシア側が捜査を進めています。

ブリャンスク州では、今月、鉄道に仕掛けられた爆発装置が爆発し貨物列車が脱線する事件が相次いで発表されています。