このうち、小学校入学前の子どもと親が一緒に走る部門では、親子が手をつないで楽しそうに走っていました。
また、中学生以上の男性の部門では、泥水を激しくはねあげながらさっそうと走ったり足をとられて転んだりする姿に集まった人たちから盛んに声援が送られていました。
きょうのイベントでは、参加賞や上位の選手への表彰として地元でとれたコシヒカリが贈られました。
参加した小学6年の女の子は、「田んぼを走るのはなかなか体験できないのでとても楽しかったです。また来年も走りたいです」と話していました。

田植え前の田んぼで走る速さ競う 埼玉
米づくりが盛んな埼玉県加須市で田植え前の水田を走って速さを競うイベントが13日、開かれました。
このイベントは、農業への関心を深めてもらうとともに県内一の米の産地であることをPRしようと初めて開かれました。
広さおよそ3300平方メートルの田植え前の田んぼには水がはられ、参加したおよそ150人が年齢や性別ごとに5つの部門に分かれて走る速さを競いました。

