ロシア “戦略爆撃機2機 米アラスカ州近くを飛行”と発表

ロシア国防省は、2機の長距離戦略爆撃機ツポレフ95が、アメリカのアラスカ州に近いチュクチ海の公海の上空を飛行したと12日に発表し、映像を公開しました。

戦略爆撃機は13時間にわたり飛行して、空中での給油も行い、スホイ戦闘機が護衛についたということです。

国防省は「パイロットは北極圏や北大西洋、黒海、バルト海、太平洋で定期的に飛行している。国際法に厳格に従って実施されている」と主張しています。

ロシア軍はことし3月にも、日本海の上空で戦略爆撃機を飛行させていて、ウクライナへ侵攻する中、対立するアメリカや日本などをけん制するねらいもあるとみられています。