覚醒剤を約10キロ密輸で中国人の容疑者を起訴

覚醒剤およそ10キロ、末端の密売価格にしておよそ6億円相当をマレーシアから密輸したとして、中国人の容疑者が起訴されました。調べに対して「中身は知らなかった」などと否認しているということです。

起訴されたのは中国人の羅天朗被告(26)です。

税関や検察庁などによりますと、羅被告は先月22日に覚醒剤およそ10キロをマレーシアから成田空港に密輸したとして、覚醒剤取締法違反などの罪に問われています。

覚醒剤はスーツケースの中に保冷バッグに入った状態で隠されていましたが、空港の検査で見つかり、末端の密売価格にしておよそ6億2000万円相当だということです。

警察によりますと、羅被告はこれまでの調べに対し「スーツケースはマレーシアにいる友人から預かったもので中身は知らなかった」と話し、否認しているということです。

警察と税関が詳しいいきさつを調べています。