日本領海を航行した中国の船2隻 海上保安本部が監視続ける

11日未明、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船2隻が日本の領海に侵入し、35時間近く航行したあと領海を出ました。海上保安本部は再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船2隻が、11日午前3時前から尖閣諸島の魚釣島の沖合で相次いで領海に侵入しました。

2隻は35時間近く領海内を航行したあと、いずれも12日午後1時40分までに領海から出ました。

海上保安本部は再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは、ことしに入って13件目です。