「アンブレラスカイ」開催 “上を向いて明るい気持ちに” 群馬

色鮮やかな傘を空中に飾りつける「アンブレラスカイ」と呼ばれるイベントが群馬県甘楽町で行われていて、訪れた人たちを楽しませています。

このイベントは群馬県甘楽町がコロナ禍でも上を向いて明るい気持ちになってもらおうと、おととしから開催しています。

会場の甘楽総合公園の遊歩道には、高さ5メートルほどのところに張られたワイヤーに赤や青、緑など、7種類の色の傘、およそ350本が70メートルにわたってつるされています。

11日は晴れたこともあり、地面には傘の色と同じ色の影ができていて、訪れた人たちは頭上と地面の両方を眺めながら、色鮮やかな風景を楽しんでいました。

50代の男性は「風が吹くと傘が揺れて、キラキラと反射するのがきれいでした」と話していました。

また、40代の女性は「下に映る影もきれいですが、上を見上げると気分が明るくなります」と話していました。

甘楽町産業課の大塚遙加さんは「カラフルできれいと言ってもらえてうれしい。アンブレラスカイを見て、明るい気持ちになってもらえたら」と話していました。

この「アンブレラスカイ」は甘楽総合公園で5月28日まで開かれています。