社会

中学校で生徒13人が体調不良 熱中症疑いか 命に別状なし 熊本

11日午後、熊本市の中学校で体育祭の練習を終えた生徒13人が体調不良を訴え、このうち7人が病院に搬送されました。消防によりますと、いずれも熱中症の疑いがあり、命に別状はないということです。
11日午後2時すぎ、熊本市南区奥古閑町にある市立天明中学校のグラウンドで、体育祭の練習を終えた直後に、生徒13人が過呼吸や頭痛などの体調不良を相次いで訴えました。

消防によりますと、このうち7人が市内の病院に搬送されました。

いずれも熱中症の疑いがあり、命に別状はないということです。

熊本市では、11日午後1時半すぎに、最高気温が6月下旬並みとなる28.2度まで上がって、夏日となっていました。

中学校によりますと、11日は午後1時半から体育祭に向けて長縄とフォークダンスの練習を行っていたということです。

気温が高かったため、終了予定の午後2時20分よりも早めに切り上げましたが、片付けが終わった直後に体調不良を訴える生徒が相次いだということです。

天明中学校の楳木敏之校長は「暑くなったので、練習をもっと早く切り上げるべきだった。少しでも早く体調がよくなってほしい」と話していました。

男子生徒「過呼吸やしびれ訴える生徒が多数いた」

練習に参加していた2年生の男子生徒は当時の状況について「過呼吸やしびれを訴える生徒がたくさんいて、何人も保健室に行っていました」と話していました。別の2年生の男子生徒は「頭痛や腹痛で体調不良を訴える人が多くいました。当時は日ざしが強かったです」と話していました。

天明中学校 楳木校長「もっと早く切り上げるべきだった」

熊本市の市立天明中学校によりますと、11日は午後1時半から全校で体育祭の練習を行っていたということです。

気温が高かったため、終了予定の午後2時20分より15分早く切り上げる予定でしたが、練習が始まって30分あまりがたった午後2時すぎに、少なくとも10人ほどが次々と体調不良を訴えたということです。

天明中学校の楳木敏之校長は「暑くなったので、練習を早めに切り上げようとしたが、もっと早く切り上げるべきだった。少しでも早く体調がよくなってほしい」と話していました。

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