【新型コロナ 厚労省まとめ】死者25人 重症者83人(9日)

厚生労働省が9日に発表した、国内で新型コロナウイルスに感染して亡くなった人は合わせて25人、重症者は83人となっています。

亡くなった人を都道府県別にみますと、埼玉県で4人、沖縄県で4人、新潟県で3人、大阪府で2人、東京都で2人、青森県で2人、三重県で1人、北海道で1人、大分県で1人、奈良県で1人、岩手県で1人、熊本県で1人、秋田県で1人、長野県で1人の合わせて25人で、累計で7万4694人となっています。

また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器やECMOをつけたり集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、9日時点で83人となっています。

重症者の数は、8日と比べて3人増えました。

※累計の死者数には空港と港の検疫、クルーズ船での死者は含まれていません。

死亡者と重症者の数 毎日の発表は9日が最後に

5類移行に伴う「全数把握」の終了に合わせて毎日行われてきた全国の感染者数の発表は8日が最後となり、死亡者と重症者の数については一日遅れで取りまとめられてきたため、9日が最後の発表となりました。

今後は、感染者数については全国5000の医療機関が1週間分を翌週にまとめて報告する「定点把握」に変わり、厚生労働省の発表は週1回、毎週金曜日に行われ、初回の発表は今月19日に予定されています。

また、死亡者の数については、今後は「人口動態統計」をもとに動向を把握する方針で、厚生労働省は死亡者の総数がまとまるのは2か月後、詳しい死因別の死亡者の数までまとまるのは5か月後になるとしています。

一方、医療ひっ迫の状況や重症化の傾向などを把握するため、すべての医療機関からの報告をもとに週1回行っている「入院者」と「重症者」の数の公表は、今後も続けるということです。