福岡 JR博多駅のトイレに不審物 警察が回収 けが人なし

9日昼すぎ、福岡市のJR博多駅のトイレで不審物が見つかり、およそ3時間後に警察によって回収され、けが人などはいませんでしたが、現場は一時騒然となりました。警察は回収した不審物の確認を進めています。

9日午後0時半ごろ、福岡市博多区のJR博多駅の駅員から「構内にある男子トイレで清掃員が不審物を見つけた」と警察に通報がありました。

警察によりますと、駅構内の1階の男子トイレの個室の床の上に粘着テープを巻きつけた紙袋のようなものが見つかりました。

警察は、男子トイレ周辺への立ち入りを規制し、機動隊が出動して不審物を特殊な機材に入れて運び出しました。

立ち入り規制はおよそ3時間にわたり、けが人などはいませんでしたが、大勢の人が利用する駅構内での出来事に現場は一時騒然となりました。

警察は、回収した不審物の確認を進めるとともに、不審物を見つけたときは触れずにすぐに通報してほしいと呼びかけています。

一方、JR九州によりますと「警察からは爆発のおそれはない」と説明を受けたということで、九州新幹線や在来線の運行に影響はなかったということです。