立民 中堅・若手 “衆院選 200以上の小選挙区に擁立を”提言

先月の衆参の補欠選挙での敗北を受けて、立憲民主党の中堅・若手議員が、政権交代を目指す覚悟を国民に示す必要があるとして、次の衆議院選挙で200以上の小選挙区に候補者を擁立することなどを泉代表に提言しました。

提言を行ったのは、立憲民主党の当選4回以下の衆議院議員32人で、先月行われた衆参5つの補欠選挙で敗北したことを受けて、党の執行部に対し「野党第一党として、次の衆議院選挙では、背水の陣で戦う覚悟を決めてもらいたい」としています。

そのうえで、政権交代を目指す覚悟を国民に示すため、289の小選挙区のうち200以上で候補者を擁立するとともに、20代から40代の候補者や、女性の候補者を積極的に擁立することなどを求めています。

提言について泉代表は「前向きで、今の党に必要なことであり、200以上の小選挙区での擁立を第1目標としたい」と述べました。
提言に参加した中谷一馬衆議院議員は、記者会見で「代表や執行部を代えればよいという簡単な問題ではなく、党全体が変わらなければ有権者の選択肢が育たない。次に政権を取るためにできることは何でもやる」と述べました。