林外相 クレムリン無人機攻撃発表 ウクライナ情勢への影響注視

ロシアの大統領府がウクライナの無人機がクレムリンに攻撃を仕掛けたと発表したことをめぐり、林外務大臣は、今後のウクライナ情勢に与える影響などについて高い関心を持って注視していく考えを示しました。

ロシア大統領府は3日、ウクライナの無人機がプーチン大統領をねらってクレムリンに攻撃を仕掛けたと発表し、さらにアメリカも関与したと主張して批判を強めています。

これについて、林外務大臣は訪問先の南米パラグアイで行ったオンラインの記者会見で「ロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、即時に侵略を停止して部隊を撤収するよう求めてきた。こうした中、今回の件が今後の情勢に与える影響などの観点から高い関心を持って注視していく」と述べました。