同僚が銃声のような音を聞いて駆けつけたところ隊員が倒れていて、そばには拳銃が落ちていたということです。
拳銃は隊員に貸与されていたもので、弾が1発、発射されていたということです。
隊員は総理大臣官邸の警備に当たるため4日の朝から勤務していて、当時は休憩中でした。
警視庁は現場の状況から拳銃で自殺を図ったとみて詳しく調べています。
警視庁警備一課の高山祐輔課長は、「拳銃による職員の死亡事案が発生したことは誠に遺憾だ。再発防止に努めていく」とコメントしています。
首相官邸の守衛所のトイレで機動隊員死亡 拳銃自殺か 警視庁
5日朝早く、東京・永田町にある総理大臣官邸の守衛所のトイレで、警視庁の機動隊員が血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたがまもなく死亡が確認されました。警視庁は現場の状況から拳銃で自殺を図ったとみて調べています。
警視庁によりますと5日午前4時40分ごろ、千代田区永田町にある総理大臣官邸の西門守衛所のトイレの個室内で、警視庁の機動隊に所属する25歳の男性巡査が頭から血を流して倒れているのを同僚の警察官が見つけました。
隊員は病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。

