園庭にいた6人の保育士は事故目撃せず 3歳意識不明の遊具事故

2日、埼玉県久喜市の保育園で、遊具で遊んでいた3歳の男の子の首にロープが絡まり意識不明の重体になる事故がありました。当時、園児が遊んでいた園庭にはあわせて6人の保育士がいましたがいずれも事故を目撃していなかったということで、警察が詳しい状況を調べています。

2日午前埼玉県久喜市の「なずなの森保育園」で、3歳の男の子がロープを伝って斜面を上り下りする遊具で遊んでいたところ、首にロープが巻きつき病院に運ばれましたが、意識不明の重体となっています。

警察によりますと、ロープは園庭の一角にある土を盛ってできた山の上に設置されていた木のデッキからのびていました。

事故当時は園児を外で遊ばせる時間で、園庭にはこの園児を含めて34人が遊んでいて6人の保育士がついていましたが、警察によりますとこの6人の保育士はいずれも事故を目撃しておらず、別の園児が見つけたということです。

警察は保育士が園庭のどこにいたかや園児たちをどのように見守っていたのかなど詳しい状況を調べています。