自民 茂木幹事長 ブリンケン国務長官と会談 日米韓連携を確認

自民党の茂木幹事長は訪問先のアメリカでブリンケン国務長官と会談し、日韓関係が改善に向かっていることを踏まえ、北朝鮮問題を含め地域の平和や安定に向けて日米韓の3か国で連携していくことの重要性を確認しました。

自民党の茂木幹事長は日本時間の3日未明、みずからが外務大臣時代に電話も含めて9回会談するなど親交のあるブリンケン国務長官と会談しました。

この中で茂木氏は日韓関係について「ことしに入って大いに改善をしており、岸田総理大臣が7日から韓国を訪問する」などと説明したのに対し、ブリンケン長官は「本当に良かった」と応じました。

そのうえで両氏は核・ミサイル開発を活発化させる北朝鮮への対応を含め、地域の平和や安定に向けて日米韓の3か国で連携していくことの重要性を確認しました。

また両氏は覇権主義的な行動を強める中国への対応や「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国や途上国との関係強化をめぐっても意見を交わしました。

茂木氏は日本時間の4日はキューバを訪問し、ロドリゲス外相らと会談することにしています。