三菱UFJ銀行 ATM24時間稼働取りやめへ 最長午前6時~午前0時に

三菱UFJ銀行は、東京や大阪など都市部を中心に24時間稼働しているATM=現金自動預払機について、今年度中に深夜から未明にかけての稼働を取りやめることになりました。
キャッシュレス化が進み、利用者が減ったためだとしています。

三菱UFJ銀行では、全国1700か所余りの拠点のうち、東京や大阪、愛知といった都市部の支店や駅前を中心に98の拠点で、ATMを24時間稼働しています。

これについて、銀行は、ことし7月から順次、稼働時間を短縮し、今年度中にはすべてのATMで、最長でも午前6時から翌日午前0時までの稼働とすることを決めました。

銀行によりますと、ATMの24時間稼働は、2003年9月から本格的に展開を始めましたが、コンビニで24時間稼働のATMが増えたことに加え、キャッシュレス化の浸透で、深夜から未明にかけての利用が減ったことから、稼働を取りやめることにしたとしています。

ATMや店舗をめぐっては、キャッシュレス化が進む中、コストの負担が課題となっていて、銀行各社で営業の在り方を見直す動きが広がっています。