社会

山形自動車道 トンネルで乗用車2台衝突炎上 子ども含む3人死亡

2日、山形県鶴岡市の山形自動車道のトンネルで2台の乗用車が衝突して炎上し、幼い男の子と、20代と70代とみられる女性2人のあわせて3人が死亡しました。それぞれの車を運転していた男性2人はけがをしていることから、警察はけがの回復を待って話を聞くなどして事故の詳しい状況を調べることにしています。
2日午後2時ごろ、山形県鶴岡市田麦俣にある山形自動車道田麦俣トンネルで、2台の乗用車が衝突して炎上する事故がありました。

消火活動の結果、火は1時間ほどで消し止められ、警察によりますと、この事故で横浜市の29歳の男性が運転する車に乗っていた幼い男の子と20代とみられる女性と、山形県上山市の24歳の男性が運転する車に乗っていた70代とみられる女性のあわせて3人が意識不明の重体で病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。

それぞれの車を運転していた男性2人は腹部を強く打ったり、腕を骨折したりして病院で手当てを受けているということです。

警察によりますと、トンネル内は片側1車線で車線の中央にポールは立っていましたが、車線を越えないように区切るワイヤーなどはなかったということです。

警察はそれぞれの車を運転していた男性2人のけがの回復を待って話を聞くなどして事故の詳しい状況を調べることにしています。

現場の田麦俣トンネルとは

NEXCO東日本によりますと、事故が起きた山形自動車道の「田麦俣トンネル」は、全長1.9キロ余りの片側1車線のトンネルです。

トンネル内はところによって緩やかにカーブしている場所がありますが、おおむね直線で、制限速度は時速70キロだということです。

トンネル内での死亡事故や車両火災などはこれまで起きていないということです。

事故現場 車体の前方大きく壊れる

警察は事故があった山形自動車道の田麦俣トンネルの中を2日午後6時半すぎ、報道機関に公開しました。

湯殿山インターチェンジ側の入り口から、200メートルから300メートル先の現場では、鶴岡方面から山形方面に向かう上り線側に乗用車2台が止まっているのが確認できます。

車体のエンジン部分など前方は大きく壊れています。

また、1台の車は衝突して炎上した影響で黒くこげているのが確認できます。

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