米FRB 2日から金融政策決定会合 利上げに踏み切る見方強まる

アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、2日から金融政策を決める会合を開きます。インフレを抑え込むため利上げに踏み切るという見方が強まる一方、次回6月の会合では、利上げしないことを示唆するのかが焦点となっています。

FRBは、記録的なインフレを抑えこむため、去年3月にゼロ金利政策を解除して以降、これまでに9回連続で利上げを決めています。

4月28日に発表された、ことし3月のPCE=個人消費支出の物価指数は、前の年の同じ月と比べて4.2%の上昇となりました。

1年10か月ぶりの低い水準となりましたが、FRBの物価目標である2%を上回っていて、インフレの要因と指摘される人手不足も続いています。

このため市場では、FRBが2日と3日に開く金融政策を決める会合で、0.25%の利上げに踏み切るという見方が強まっています。

一方、アメリカ経済は、ことし後半から景気後退に陥るとみられるほか、金融不安によって銀行による融資が一段と絞り込まれる可能性があります。

このため、次回6月の会合では、FRBが利上げしないことを示唆するのかが焦点となっています。

会合後の記者会見でパウエル議長が今後の金利水準などについて、どのような発言をするか注目されます。