米テキサス州で銃撃事件 子ども含む男女5人死亡 隣人が発砲か

アメリカ南部テキサス州で、住宅の中にいた8歳の男の子を含む男女5人が銃で撃たれ死亡する事件があり、警察は隣に住む男が庭で銃を撃っていたのを注意されたことに反発して5人を殺害したものとみて、この男の行方を追っています。

テキサス州クリーブランドで、日本時間29日午後1時半ごろ、住宅の中にいた8歳の男の子を含む男女5人が銃で撃たれて死亡する事件がありました。

地元の警察によりますと、この住宅には中米のホンジュラスからきた家族が住んでいて、死亡した5人はライフル銃で頭や首を撃たれたということです。

これまでの調べで、事件の直前、住宅の隣に住む38歳の男が庭で銃を撃っていたことから注意したところ、男が反発して銃を発砲してきたとみられるということです。

警察は行方が分からなくなっているこの男の行方を追うとともに、事件の背景について慎重に調べています。

アメリカでは、今月15日にも南部アラバマ州で誕生日パーティーの会場で乱射事件があり、4人が死亡、32人がけがをするなど各地で発砲事件が相次いでいます。