国際
ロシアのミサイルで23人死亡 ウクライナ「全行為に責任を」
ウクライナのゼレンスキー大統領は集合住宅がミサイル攻撃で破壊され、子どもを含む23人が死亡したことについて「ロシアは自分たちが行ったすべての行為に責任をとらなければならない」と述べ、ロシアの責任を追及する考えを改めて強調しました。
ウクライナ政府は29日、ロシアによるミサイル攻撃で大きく破壊された、中部ウマニの集合住宅での救助活動が終わり、がれきの下から17人を助け出したものの、1歳から17歳までの子ども6人を含む23人の死亡が確認されたと発表しました。
現場では犠牲者を悼むため花が手向けられ、ウマニのあるチェルカーシ州では3日間、喪に服すとしています。
現場では犠牲者を悼むため花が手向けられ、ウマニのあるチェルカーシ州では3日間、喪に服すとしています。
ゼレンスキー大統領は、29日夜に公開した動画で犠牲者に哀悼の意を表したうえで「ミサイルを発射し誘導した人間。テロのために船や航空機を操縦した人間。命令した人間だけでなく全員がテロリストであり殺人犯であり罰する必要がある」と強く非難しました。
そのうえで「ロシアは自分たちが行ったすべての行為に責任をとらなければならない」と述べ、ロシアの戦争犯罪を裁く国際法廷を設置し、責任を追及する考えを改めて強調しました。
また、ロシアの軍事侵攻を支える物資を供給する外国の企業に対する新たな制裁を準備していると明らかにし圧力を強める姿勢を打ち出しています。
そのうえで「ロシアは自分たちが行ったすべての行為に責任をとらなければならない」と述べ、ロシアの戦争犯罪を裁く国際法廷を設置し、責任を追及する考えを改めて強調しました。
また、ロシアの軍事侵攻を支える物資を供給する外国の企業に対する新たな制裁を準備していると明らかにし圧力を強める姿勢を打ち出しています。