浜田防衛相 スーダン退避のための自衛隊機 活動終結し撤収命令

アフリカのスーダンから日本人を退避させるために周辺国ジブチに派遣していた自衛隊機について、浜田防衛大臣は、希望する日本人の退避が完了したとして、活動を終結し、撤収するよう命じました。

スーダンの情勢悪化を受けて、政府は日本人やその家族を国外に退避させるために自衛隊機あわせて5機を周辺国ジブチに派遣していました。

自衛隊の輸送機で、スーダンから45人を輸送したほか、フランスなどの支援でこれまでに日本人57人とその家族8人の合わせて65人が、周辺国のジブチやエチオピアなどに退避しました。

政府は状況の変化に対応するため、その後も周辺国のジブチに自衛隊機を待機させていましたが、希望する日本人の退避が完了したとして、浜田防衛大臣は、自衛隊による輸送活動を終結し、撤収するよう命じました。

派遣されていた自衛隊の部隊は準備が整い次第、帰国する予定です。