社会

新型コロナ5類移行後の感染者 AIで試算 8月下旬の東京は…

新型コロナの感染症法上の位置づけが「5類」に移行されたあとの感染者数について、最新のデータをもとにAI=人工知能を使って試算すると、東京では来月中旬にはおよそ3100人となり、マスクを着用する人が半数となった場合、8月下旬にはおよそ5400人になるという結果を名古屋工業大学のグループが示しました。
名古屋工業大学の平田晃正教授のグループはさらに感染力が強い変異ウイルスが現れず、ことし夏ごろには人出がコロナ前の水準に戻るという想定で、24日までの感染者数や「飲み会」や「バーベキュー」といった社会活動の活発さを示すSNSの投稿の数などのデータをもとに今後の感染者数をAIを使って試算しました。
5類に移行される予定の5月8日以降にマスクの着用率が20%、50%、それにほとんどの人がマスクをしている場合、いずれの場合でも来月中旬には東京都の1週間平均での1日あたりの感染者数はおよそ3100人となりました。

その後、感染者数は着用率によって差が出始め、お盆明けの8月下旬には20%だと6900人、50%では5400人、ほとんどの人がマスクをしている場合は、4100人という結果になりました。

今回の試算では以前に行った試算より感染者数が少なく、4月に入ってから飲み会を示唆するSNSの投稿が減っていてAIが感染の広がりが小さくなると認識した可能性があるとしています。

平田教授は「多くの人は感染対策をしながら徐々に緩和に向かっているのではないか。5類への移行後も高齢者と会うときなど場面に応じた対策をしながら過ごしてほしい」と話しています。

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