わいせつ姿の“自撮り” 警察が中学校で注意呼びかけ 名古屋

これは中村警察署が行ったもので、警察官7人が名古屋市中村区の中学校を訪れ、この春に入学したおよそ180人の新1年生などが参加しました。

この中ではまず、警察官が子どもとSNSで知り合い、悩みの相談に乗るなどして親しくなったあと、わいせつな姿を「自撮り」させて送信させる手口が広がっていると注意を呼びかけました。

続いて、警察などが開発した自撮り被害防止のアプリが紹介され、生徒たちは実際にタブレットを使って、わいせつな自撮りを行うとAI＝人工知能が検知して画像の削除を促すといった機能を体験していました。

参加した1年生の男子生徒は「スマホによって性的被害やいじめなどのトラブルに巻き込まれることがないよう気をつけたいです」と話していました。

また1年生の女子生徒は「最初はあまり自分には関係ないと感じましたが、話を聞いて、もしもの時のためにアプリを入れておいたほうがよいと思いました」と話していました。