ツイッター 認証マーク 一部の著名人など料金支払いなく復活か

アメリカのツイッターの運営会社は、アカウントが本人のものだと示す認証マークの有料化に伴って、無料で付与していたマークの削除を先週、始めました。ただ、一部の著名人などのマークは料金の支払いなく復活されたとみられるものもあり、認証の基準があいまいだとして対応を疑問視する声が出ています。

ツイッターはアカウントが本人のものだと示す認証マークについて、起業家のイーロン・マスク氏による買収後新たな収入源にするため有料化し、今月20日には無料で付与されていたマークの削除を始めました。

アメリカメディアは、トランプ前大統領や歌手のビヨンセさんなどのマークが一斉に削除されたと伝えていました。

しかし、マスク氏は「数人分は私が個人的に料金を負担する」などとツイートし、一部のマークについてはみずから料金を負担したことを明らかにしました。

これに関連して、AFP通信はトランプ前大統領などの認証マークは支払いなく復活されたとみられるとしています。

このうち、アメリカの小説家、スティーブン・キングさんは付与されたマークについて「有料サービスに加入していない」とツイッターに投稿しましたが、マスク氏は「どういたしまして」と返答し、自分が料金を負担していることを示唆しました。

AFP通信を含む一部のメディアの認証マークも復活していますが、認証を継続する基準があいまいで、対応を疑問視する声が利用者から出ています。