衆議院 千葉5区 補欠選挙 自民 英利アルフィヤ氏が初当選

元議員と新人の合わせて7人の争いとなった衆議院千葉5区の補欠選挙は、自民党の新人で公明党が推薦する英利アルフィヤ氏が初めての当選を果たしました。

衆議院千葉5区の補欠選挙の開票結果です。

英利アルフィヤ、自民・新、当選、5万578票。

矢崎堅太郎、立民、新、4万5635票。

岡野純子、国民・新、2万4842票。

岸野智康、維新、新、2万2952票。

斉藤和子、共産、元、1万2360票。

星健太郎、無所属、新、6561票。

織田三江、政治家女子・新、2463票。

英利氏は、北九州市出身の34歳。両親は中国の新疆ウイグル自治区出身で10歳の時に両親とともに日本国籍を取得し、日本銀行や国連本部の事務局に勤めてきました。

千葉5区の補欠選挙は、自民党の衆議院議員だった薗浦健太郎氏が「政治とカネ」をめぐる問題で辞職したことに伴うもので、与野党の各党が候補者を擁立しました。

選挙戦で英利氏は、岸田政権が打ち出している物価高への対応や、国際情勢が不安定となる中で安全保障政策を継続すること、それに多様性に寄り添って一人ひとりが活躍できる社会づくりなどを訴えました。

そして自民党と推薦を受けた公明党の支持層を固めたほか、支持政党を持たない無党派層からも一定の支持を集め初めての当選を果たしました。

英利アルフィヤ氏は「クリーンな政治を進める、信頼できる政治を進める。若い世代に年齢が近い議員として、今まで代表されてこなかった世代も代表する、そして子どもたちや学生にもわれわれの代表は英利アルフィヤなんだと思ってもらえるような活動をしていきたいと」と述べました。

投票率 38.25%

千葉県選挙管理委員会によりますと衆議院千葉5区の補欠選挙の投票率は38.25%でおととしの衆議院選挙の投票率を15.82ポイント下回りました。