衆議院 和歌山1区 補欠選挙 維新 林佑美氏が初当選

元衆議院議員と新人3人の争いとなった衆議院和歌山1区の補欠選挙は、日本維新の会の新人の林佑美氏が初めての当選を果たしました。

衆議院和歌山1区の補欠選挙の開票結果です。

林佑美、維新・新、当選、6万1720票。

門博文、自民・元、5万5657票。

国重秀明、共産・新、1万1178票。

山本貴平、政治家女子・新、1476票。

日本維新の会の新人、林佑美氏が自民党の元議員らを抑え、初めての当選を果たしました。

林氏は、京都府出身の41歳。人材育成会社の役員を務めており、去年8月の和歌山市議会議員の補欠選挙で初当選しました。

今回の選挙で、林氏は、しがらみのない政治の実現や、子育て支援の充実、それに、大胆な減税などによる物価高騰対策の実施などを訴えました。

そして、日本維新の会の支持層を固めるとともに、いわゆる無党派層からも幅広く支持を集めました。

林氏は「保守王国の和歌山で維新が議席をとったということは、古い政治を変えてほしいという有権者の強い思いの結果だ。どんな家庭に生まれても教育を受けられる社会をつくっていきたい」と述べました。

投票率 44.11%

和歌山県選挙管理委員会によりますと、衆議院和歌山1区の補欠選挙の確定投票率は、44.11%でした。